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Seraphic Blue-ジュヴナイルさんを探して- 26

お屋敷の中に入ると、メイドさんが「今日は是非とも此処で休んで行ってください」と言ってくれました。
食事まで御馳走になったので、この屋敷の主人にご挨拶を…と思ったら、メイドさん曰く「旦那様は…いらっしゃらないんです。昨年、亡くなられました
話によると、『六年の祝祭者』に殺害されたそうです。屋敷の主人はDLG法立案に深く関わっていたため、いつか自分が殺される日が来るだろうと予見していたそうです。
メイドさんは、屋敷の主人の遺志を風化させないために屋敷に留まり続けているのだとか。
『六年の祝祭者』は必ず殺害予告を出しますが、ここの主人はそれを敢えて政府に伏せたそうです。つまり、何の警備も無いまま『六年の祝祭者』を迎え入れたのです。
DLG法が施行されてから、引き裂かれる親子の泣き叫びや、親を離れて病に蝕まれる子供達、グラウンドへ機械的に廃棄されて行くルシファー…それらを実際に目の当たりにし、屋敷の主人は自らに罪を科して苦しんでいたそうです。
屋敷の主人は『六年の祝祭者』に殺される前、『六年の祝祭者』と話をしたそうです…殺される前に、『六年の祝祭者』の犯行の理由を尋ねたのです。
犯行の理由には、ある女性が関わっているようでした。屋敷の主人は彼女に謝りたいと言いましたが、それは叶わぬことのようです。
そして、『六年の祝祭者』は感謝の証として、屋敷の主人を苦しまぬ様に即死させたのだと言います。
「安らかに還るが良い。彼の悪夢を逃れ、真なる愛と幸福の場所へ
「君達と話が出来て、本当に良かった…」
メイドさんが知る限りでは、『六年の祝祭者』はターゲットを問答無用で粗雑に殺害する者だったそうですが…この屋敷の主人に対しては、互いに言葉を交わしていました
屋敷の主人の亡骸は、寂しそうな笑みを浮かべていたそうです…『六年の祝祭者』は、確かに苦しまぬ様に即死させたのでしょう。
…その後、これを殺人事件として届け、そこで政府は初めてこの件を知りました。
政府は証拠を掴むために事情聴取をしてきましたが、メイドさん達は屋敷の主人と『六年の祝祭者』の語らいについては秘密にしていました。政府の知らない場所で、本音で話をしたかったはずだから…と。

ヤンシー達が寝室に行った後、ランサードだけは部屋に残っていました
そして、メイドさんに「主人と『六年の祝祭者』の話で、主人が誰かの名前を聞いただろう?覚えてないのか、その"彼女の"名前を?と尋ねました。
しかし、メイドさんは当時屋敷の主人のことが心配だったため、細かいことまでは覚えていないそうです。
ランサードは「まさかとは思うが…」と、候補と思われる名前を告げました。
すると、「そうですよ…!確かにその名前でした…!」と言い、メイドさんはその名前を思い出したようです。
しかし何故、ランサードはその名前を知っているのでしょうか?
「強いて言うなら、主人と俺と、背負った物が似ているという事だ。いや、寧ろ…"彼女"との距離を考えるならば、俺の方が重いのかも知れん」
そして、預かっている"もの"を返す。用事はそれだけだ」と言いました。
…ここって、フェジテですよね。『六年の祝祭者』はフェジテで事件を起こしているんですよね。何故グラウンドの住人であるランサードが関係しているのでしょうか…?

一方、夜の湖を独りで眺めるニクソン
「どんな事が在っても"痛み"を守り抜き、迷える時はそれが示す道を辿りなさい。そうする限り、貴方は人で在り続けられる」…かつて、レイクに対して言った言葉を思い出します。
心の痛みを免罪符にする心算は在りませんが…しかしそれを棄てずに居る者を撃つ程、私の道は険しかっただろうか…。
此処の主人の様に甘んじて全てを受け止める者に、私は銃を抜いてみせる様な人間だっただろうか…。
実体無き大勢。生身の個人。大勢の罪に対し個人への復讐を充てるなどと、粗末が過ぎて私刑とすら呼べない。
言うなれば鬼畜の道。裁きの名を借りて、己の渇きを他者の血で潤す。
私は…鬼畜に成ろうとしていたのか…。子供達を捨てた罪に託けてフェジテを憎む事で、自らを潤していたのか…。
ヤンシー達に感謝しなくては。貴女達に逢えたお陰で、幸いにして私は未だ、引き金を引いてはいない。まだ…道は正せる筈…。

一方、寝室で今後の事を考えるヤンシー。
ドリスがこの先どう扱われるかを心配しているようです。オーグに連れて行けるか、アカデミーに戻されてしまうのか…。
先にベッドで寝ているドリスの様子を見に行くと、ドリスは「おネエちゃん…」寝言を言いながら泣いていました
そんなドリスを見て、ヤンシーは「貴女の事は何も知らない。でも…貴女の事を、守りたいと呟きました。

朝になり、メイドさんにお礼を言って、屋敷から出発することにしました。
メイドさんによると、湖畔に沿って歩いていけば出口はそう遠くないそうです。
…メイドさんは最後に、ランサードに対して「若し背負ったものから解放されたなら、宜しければ教えてください。その結末を、旦那様に御伝えしたいと思いますから」と言いました。
ランサードは「分かった。"その罪"の辿り着く結末。彼もきっと知りたがっているだろう。最善を尽くそうと答えました。

少し進むと、南紅覇獣と戦闘になります。
フィールドに土属性があると「モノリスクラッシュ」で単体大ダメージを食らうので、ドリスのセルフクレバー+エアスライサーで攻撃しながら土属性を消去します。
あとはニクソンのガンナーエンハンス+ミリィスタンガンが強力なので、とりあえずドリスとニクソンさえ生きてれば他の二人は片方死んでも何とかなります
正直カウンターアタックが怖いので、ヤンシーとランサードは回復以外することが無いんですよね。カウンターアタックでも土属性になってしまうので…。
今回もデッドアタック「クレイジービート」で全体ダメージ食らうので、止めを刺す前に回復や防御をしないと相打ちになってしまいます。

森を抜けてしばらく歩いた先で、オーウェン達が待ち伏せしていました。
すぐに捕らえられてしまうのか、と思いきや…意外にも、敵とは見なされていないらしいです。「諸君らの眼差し」が理由だそうです。オーウェンには人を見る目があるようですね。
そんなわけで、ヤンシー達はフェジテに来た目的…ドリスを送り届けに来たことを説明しました。
「フェジテ魔法アカデミーのスペリオルメイジ、ドリス・シュテンダル。嘘だと思うなら、この子のバッジを見てみれば?」と、ヤンシー。
しかし、話の途中で部下から何やら報告があったようで、オーウェンはロビン秘密工場が陽動だったことに気付いたみたいです。
とは言え、この状態では距離が遠いし足も遅いという理由で、オーウェン達はそちらには関与しないことに決めました。
ドリスは「ワタシたち、ツカまっちゃうの?また…オシオキされるの…?」と不安そうにします。
しかし、オーウェンは大丈夫だドリス。何も心配する事は無い。目的や事の経緯にも左右されるが、極力我々は君達を善く扱う心算でいる」と言いました。

…そんなわけで、オーウェンはヤンシー達を「任意同行」の形でC.M.G.C.本部に連れて行きました
オーウェンはアカデミーに問い合わせ、確かにドリス・シュテンダルという少女が在籍しているということ、少し前に失踪して行方不明になり捜索願が出されていたことを確認しました。
また、網膜パターンでドリスを確認し、連行した少女が間違いなくドリス本人であることも判明しました。
アカデミーで陰湿な苛めを受けていたことも判明したため、アカデミーへの送還は難しい…何より、ドリス本人も非常に強い拒否を表明しています。
家族に引き取ってもらおうにも、ドリスはアカデミーのスカウトを受けてアカデミーで過ごしていたため、法的な親権者はアカデミーになっているそうです。
…それが示すのは、合法的な保護責任遺棄。ドリスの親は、アカデミーにドリスを押し付けたようですね。
それにしても、オーウェンはドリスに対して妙に優しいです。
それは何故かと言うと…かつて姉夫婦の一人娘、つまり姪がオーウェンを慕ってくれていたものの、多忙なせいで構ってあげられなかったのです。そうしている内に、彼女は死んでしまいました…遅発性ディスピスによって
だからせめて、遅発性ディスピスによると思われる精神障害を持つドリスには、出来るだけ良い扱いをしてあげたい…ということだそうです。
家族以外に引き取ってもらえそうな者は居ないのか…と考えていると、アカデミーでドリスと唯一親しかった人物が候補に挙がりました。
チーム・アンスバッハの教育プログラムとして、ヒーラー能力開発課程を履修していた、ヴェーネ・アンスバッハドリスとは約3年間交流があったそうです。
…その情報は、城に居るモーガンのところにも黒獅子10号機の乗員データとして既に報告されてしまっていました。
オーウェンは事態の深刻さに気付き、大至急ドリスの身柄を移すことを決断します…が、一歩遅かったようです。
モーガンの使者が現れたのです。そして、オーウェンを委員長より解任し、新委員長としてモーガンが再就任すると告げました。
城との回線を開くと、モーガンはドリスについて「自らグラウンドに降り立ち、パーソンを率いてフェジテに攻撃を仕掛けるなどとは。言わずもがな国家反逆。その罪は計り知れず重いだろう」と言いました。
その上で、「セラフィックブルー3名を渡せばドリスの罪の全てを赦そうではないか」…つまり、ドリスを餌にしようというわけですね。最低です。
救世の存在セラフィックブルーを手中にする事で、言わば星を人質にして世界の頂点に立つ…それがモーガンの目的のようです。
「貴様は支配者どころか凡夫ですらない、人間の屑だと、オーウェン。全力で同意します。
しかし、オーウェンもこの暴言により反逆罪ということで捕まってしまうことに…。

そして、モーガンの暴挙が兵士によってヤンシー達にも伝わりました
ふざけないでッ!何でドリスがそんな惨い仕打ちを…!」
「モーガンとはそういう奴だ。強者に服従し、弱者は何処までも痛め付ける。碌な抵抗も出来ない女子供なら、絶好の餌食だ」
「絵に描いた様なクズが居たものだな。天然記念物だ…ランサード、もっと言ってやれ。
「保全する価値は在りませんがね」…ニクソンも良いぞ、もっと言ってやれ。
何とかドリスを助け出したいところですが、既に主要箇所にモーガンの部下が多数配置され、本部はモーガンの手に落ちたも同然だそうです。
この状況でドリスの所まで辿り着き、更に無事に此処を脱出する事は、不可能…下手にモーガンを刺激すれば、それこそドリスにどんな被害が及ぶか知れない。モーガンは小物ゆえに、追い詰められれば何をするか分からないのです。
ヤンシー達にこの事を知らせに来た兵士は、何があってもオーウェンを慕い、モーガンのような小物に従うつもりはないそうです。モーガン、人望無さ過ぎですね…自業自得ですが
オーウェンは既に身柄を拘束されてしまったため、動きが取れるのは数限られたオーウェン派の兵士だけだそうで、この兵士は脱走を装ってヤンシー達を逃がすように指示されたのだとか。
ルートフォードまでの最短ルートの地図まで渡し、オーグに助力を求めることを勧めてくれました
ドリスの事で城は手薄になったため、兵士は急いで兵力を掻き集めて一気に勝負に出ることにしたようです…とは言え、ドリスの身の安全のために、ドリス奪還までは動かないと言います。
オーウェンが「絶対にドリスを助け出せ」と命令したから。
…ヤンシー達はその言葉を信じて、脱走しました。
しかし、その途中でヤンシーは「私、やっぱり戻るわ。オーグには二人で行って。ドリスと一緒に捕まるわと言いました。
ヤンシーの決意
オーグに助けを求める事は、結果的にドリスを助ける事に繋がります…しかし、見知らぬ他人に捕縛され、どんな残酷な仕打ちを受けるか分からない今、ドリスを置いて行く事は出来ないから。
ニクソンは、そんなヤンシーのことを心配しているようでした。「情愛を以って守りたいと言うより、守るという行為へ追い立てられている様な…。或いは悲愴で…或いは自らが救いを求める様な…」と。
それでも、二人はヤンシーを見送り、オーグに向かうのでした…。

ヤンシーの事が心配ではありますが、今回はここまで。
次回はフェジテガーデンでヴェーネの昔からの知り合いに出会う、かも…?

テーマ : フリーゲーム
ジャンル : ゲーム

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No title

こんばんは、ナルです。

屋敷の主人さん良い人…。
でも、
>『六年の祝祭者』は感謝の証として、屋敷の主人を苦しまぬ様に即死させた
一見美談に見える一文ですが、それって裏を返すと普段は苦しませてから殺してるという事に…?
と、そう思いかけたのですが
>『六年の祝祭者』はターゲットを問答無用で粗雑に殺害する者だったそうですが…この屋敷の主人に対しては、互いに言葉を交わしていました。
ここ読んで思い出しました。そういえば『六年の祝祭者』って複数犯説もありましたね。
主人さんと言葉を交わした実行犯は、比較的冷静かつ理知的な性格の人だったんでしょうか。

>何故グラウンドの住人であるランサードが関係しているのでしょうか…?
『六年の祝祭者』関連ではケインさん怪しいなとか思ってたのに、ここでまさかのジャイアン!?

>まだ…道は正せる筈…。
ニクソンさんが闇堕ち回避の道を着々と歩んでいる…!

>「諸君らの眼差し」が理由だそうです
ただの敵役かと思いきや、オーウェン中々の人物じゃないですか。

>アカデミーで陰湿な苛めを受けていたことも判明した
てっきりアカデミーの教育方針で色々折檻されたりしてるのかなあと思ってたんですが、いじめ受けてたんですか。
そしてオーウェンさんも良い人ですね。姪っ子とドリスに重なるものを感じて何とか助けようとしてくれるとか…。

モーガンお前。

>「絵に描いた様なクズが居たものだな。天然記念物だ」
ランサードの事ジャイアンとか言っててごめえぇぇん!。* ゚ + 。・゚・。・ヽ( ゚`Д´゚)ノ
名言すぎる!
>「保全する価値は在りませんがね」
名言すぎる!www

ここからの一連の流れ。兵士たちもオーウェンさんも男前すぎます。
その分モーガンの小物臭がひどいことに。

>「情愛を以って守りたいと言うより、守るという行為へ追い立てられている様な…。或いは悲愴で…或いは自らが救いを求める様な…」
そんな風に他人を見れる余裕が生まれたってことは、ニクソンさんもう大分立ち直ってますね!
同時にこの発言でヤンシーの精神面のもろさが露呈しちゃってますがorz

>次回はフェジテガーデンでヴェーネの昔からの知り合いに出会う、かも…?
とうとうねござんイベントの彼が登場するということですか?
鬱イベントを迎え撃つ心の準備をしておかねば…w

>ナルさん

いつもコメントありがとうございます!(`・ω・´)

> 主人さんと言葉を交わした実行犯は、比較的冷静かつ理知的な性格の人だったんでしょうか。
『六年の祝祭者』全体としての考え方はまだ不明ですが、少なくとも今回の実行犯は殺す事自体を重視しているわけではなく、"ある女性"を大切に想うが故の犯行…だから"ある女性"に対して謝罪の意を示した屋敷の主人には実行犯なりの誠意を示したのでしょう。

> 『六年の祝祭者』関連ではケインさん怪しいなとか思ってたのに、ここでまさかのジャイアン!?
ケインは『六年の祝祭者』側に見える怪しさですが、ランサードは狙われる側の怪しさですよね…グラウンドの住人が、どうやってDLG法に関わったのやら。今の段階では、突然の失踪と空白の10年の間に何かあったのだろうとしか…。

> ニクソンさんが闇堕ち回避の道を着々と歩んでいる…!
私はハイディとフョードルの次にニクソンが好きなので、一周目では同じように感動してました…w

> ただの敵役かと思いきや、オーウェン中々の人物じゃないですか。
> 姪っ子とドリスに重なるものを感じて何とか助けようとしてくれるとか…。

第一印象は「支配派なら完全に悪役だな…」って感じでしたが、実は単に堅物なだけでした…今後の活躍に期待です。

> てっきりアカデミーの教育方針で色々折檻されたりしてるのかなあと思ってたんですが、いじめ受けてたんですか。
ドリスの過去は、そのうち詳しく語られることになります…(´・ω・`)

> ここからの一連の流れ。兵士たちもオーウェンさんも男前すぎます。
> その分モーガンの小物臭がひどいことに。

モーガンの悪役としてのカリスマの無さは泣けてくるレベルです、誰がランサードとニクソンの言葉を否定出来ようか\(^o^)/

> そんな風に他人を見れる余裕が生まれたってことは、ニクソンさんもう大分立ち直ってますね!
> 同時にこの発言でヤンシーの精神面のもろさが露呈しちゃってますがorz

登場人物の多くが重い過去持ちですからね…ヤンシーもそのうち克服出来ると良いのですが(´・ω・`)

> とうとうねござんイベントの彼が登場するということですか?
> 鬱イベントを迎え撃つ心の準備をしておかねば…w

この先はその他も鬱展開まみれなので、常に迎え撃つ準備をお忘れなく…orz
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Author:メリィ
ぷよ魔導のシェゾとウィッチ、東方の水橋パルスィが大好きです。
Seraphic Blueでは、牧師さんと魔法少女と開発主任二人組が大好きです。

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