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Seraphic Blue-ジュヴナイルさんを探して- 32

彼女の道が語られ、今へと繋がる。
そして語られるべき言葉の無い、此処は時の狭間。
しかし私の心は何処か冷めていた。私の隣に居るのは誰なのだろうと。
ドリスなのか。それともメンチュンなのか。
私はドリスを利用しているだけなのか。

身を賭してこの子を守る事で、あの罪を償い、そして自分を赦そうとして…。
私は本当にこの子を守りたいのだろうか。
本当にこの子を思い遣っているのだろうか。

自分が、何処までも腹立たしかった。
心の乱れと迷いがドリスに伝わる事が、如何しようも無く怖かった。
或いはドリスは既にそれを感じ取っていたかも知れず…。
それを彼女の口から告げられる事に、静かに怯えていた。
しかし、今は私だけ。唯一この私のみが、ドリスの支えと成り得る。
此処で私が強く在らねば、何の為に今まで強さを求めて来たというのか。
メンチュンの無念が心を打つ。御師匠様の言葉が蘇る。
為さねばならない。全ての迷いを振り払って。
この胸の、守りたいという心に、自らの全てを委ねて…。我、強き者なり。

一方、オーグ本部入り口では、ニクソンがヴェーネからドリスの過去について聞かされていたようです。
「ドリスにそんな過去が在ったのですか…。可哀想に…」と、ニクソン。
「私はドリスにとって唯一の寄る辺…ともすれば家だった…。事故後の周囲からの謗りも、結局は私が居たからこそ乗り越えて来れた物。けれど2年前に私が居なくなってからは、たった独りでそれに耐えて来た。そして迎えるべくして限界を迎え…凡そ後先など考えず、私を目指して動き出してしまった…」
その後、ドリスに一体どれだけ真っ当で論理的な思考が伴っていたか…。
「多分私の言ったグラウンドというキーワードに執着したのだと思う。王都と三条峰天空穿孔ポートとの間ではそれなりに輸送便が行き来してるから…物資に身を隠すか、或いは自分の姿を消す魔法を使ってポートまで移動。更にそのままグラウンドの三条峰に降りた。そして彷徨っている彼女の異質な気配をヤンシーが察知し、二人は出会いを果たす
「だがそんな不確かな旅路の先でヤンシーという新たな保護者に巡り合うとはな。あいつに言わせれば、こういう具合か。人生万事、塞翁が馬なりと、ランサード。
ランサードは先に戻ると言ってオーグ本部の中に入っていきました。
そして、残されたのはニクソンとヴェーネ…かつてホーイックの事件で訣別したはずの、二人だけ。
「驚きましたか?」と、ニクソン。
当たり前でしょう?まさか待ち人が貴方で…スカイスクレイパーの戦闘までモニター越しに見られていたなんて。でも、良いの?此処はフェジテ。今から関わる人間の多くはセラパーソン
「未だ何とも言えませんがね。しかし今回の件で、私は弱きを守る大人で在ろうと思います。まだ如何様にも身の振れる私の事よりも、闇に沈もうとしているあの二人の事を。まあ、"彼"程とは行かないでしょうが…」
ニクソン、かなり立ち直ってきているみたいですね…この調子で頑張って欲しいです。
「ああ、ユアンの事ね」
「ダルムシュタットの件は何と言いますか、御気の毒としか…そしてエンデの赦し難い事…
「あそこまで意気込んだ彼は、初めて見るわ。エンデに立て続いて今度はモーガン。戦いの最中にて、守るべき弱き者を、格好の的とばかりに歯牙に掛けている」
「ランサードも早く斬りたいと言っていましたし、私だって断じて許せません。増して先刻、その犠牲を目の当たりにしたユアンならば」
ランサードが地味に凄い事を言ってる気が…。
「…そろそろミーティングの時間ね」
「また…。宜しく御願いします」
「此方こそ」
和解出来て良かったですね…この件についても軽く"生乾きの未練"状態な気がしてましたし、傷が"治って"本当に良かったです。

そして、ミーティングが始まりました
「もう一度確認するけれど、ヤンシーも一緒なのね?
「ええ。ドリスを独りには出来ないと、単身で。尤も、本部施設内の処遇として、果たしてドリスと同じ場所に居るか否かは…」
「いいえ、それならば一緒に居るわね。精神的苦痛を与えるならば、その対象と親しい人間を痛め付けるのが最も効率的。孤独ならざるが故の、心を結ぶが故の、人間の脆さ」
こういう事に詳しいヴェーネって…。
「敢えて厭な仮定だが、若しモーガンが本気で三日毎に指を切断するというのなら…取り敢えず向こう一ヶ月、此処に送られて来るのはヤンシーの指だ。或いは追加でもう一ヶ月、足の指が」
ランサード、本当に嫌な仮定しないでほしいものです…。
「でしょうね…絶対に阻止しないと
奴を斬殺してな」
どんだけ斬りたいんですか、この人は。
「ヤンシー…其処までドリスの事を…」
そしてユアンは、デイジーに内政部幹部を潰すことについて大丈夫なのかと確認しました。
「ええ、その点は。先のダルムシュタットへの攻撃でモーガンが放ったルシファー…モーガンがルシファーに不正に手を加えた事は明白。最早彼は国賊にまでその身を堕としました。何故これを討つ事を憚る必要が」
ちなみに現在、オーウェンの部下が反モーガン勢力を集め、モーガン不在の城に攻め入る準備が完了し、ドリス達の救出と同時に動き出す手筈になっているそうです。
此処で城とモーガンを一気に叩ければ、少なくともフェジテ側の混迷は終結すると思われます。
モーガンを潰すことについて、女王陛下及び女王代行役の御墨付きをいただきました。
「何としてもモーガンを討ってください。そしてこれ以上、か弱き存在が食い物にされる事の在らぬよう
「任せときな。これより作戦を開始する。目的は二つ。捕らわれの身で在るドリス、ヤンシー、序にオーウェンの計3名を救出する事。そして、モーガン・ダグラスを撃破する事。行くぜッ!」
…出発前、ユアンはドナルドさんからまた薬を貰ったようです。でも、今回貰った薬は切り札だそうです。一体どんな薬なのでしょうか…?
とにかく、C.M.G.C.本部に向けて出発です。

いよいよドリス達の奪還が実現しそうなところで、今回はここまで。
次回はヤンシーの本気と第二の犠牲者が出る、かも…。

テーマ : フリーゲーム
ジャンル : ゲーム

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