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Seraphic Blue-ジュヴナイルさんを探して- 55

この後は、一度オーグの本部に戻るそうです。
浮かない顔のヴェーネを心配するドリスとヤンシーでしたが、やっぱり「私は大丈夫だから…」の一点張り。
しかし…突然、倒れてしまいました
大丈夫じゃないヴェーネ
一応、眠っているだけのようですが…急いで、イリエナ孤児院のベッドに運ぶ事になりました

…謎の空間で、ヴェーネはオーファさんと話していました
レイクの最期の時、翼になってくれたことのお礼を言うヴェーネ。
「久し振りだったわね、あんなにもひたむきな私達。フリッツとの"小さな反乱"以来かしら?」と、オーファさん。
そして、刻が迫っているというヴェーネの発言に対して、オーファさんが「エンデの事、私の事、或いは…エルの事?」と言います。
オーファさんはエルさんの"檻"なのだそうです。しかし、エルさんは既に『ヴェーネとオーファさんの知っているエル』ではないそうです。
ヴェーネとエルさんを分断して、いずれヴェーネがエルさんを滅する力を付けることを、オーファさんは望んでいたらしいのですが…エルさんは元々ヴェーネから生まれた存在だったのに、いつの間にかヴェーネではない一個の独立した存在になったのだそうです。
ヴェーネとオーファさんも元々は同一の存在だったらしく、ヴェーネとオーファさんが一つになることでエルさんを滅しようと考えているそうです。

ベッドに運んだ後、ヤンシーとドリスは眠っているヴェーネの前に立っていました
ヤンシーはヴェーネを典型的な抱え込み気質だと言い、この境遇で多少の弱音を吐いても誰も責めないのに…と呟きました。
「おネエちゃん…。マエからずっとこうだった…。いっつもワタシのコトばかり気に掛けて…。でもジブンのコトは、ぜんぜんハナしてくれなかったの。ダイジョウブ。ダイジョウブ。そればっかり。だからワタシ…。おネエちゃんのコト…ゼンゼン、知らない
しばらくして、ヴェーネは目を覚ましました。すぐに出発しようとするヴェーネ達を、お手伝いさんが心配しています…イリエナさんは、ずっとレイクの事だけでなく、ヴェーネの事も娘のように心配していたのだ、と。
それでも、ヴェーネは気持ちだけ受け取っておくと言って、すぐに出発することにしました

一方、エルさんとオーファさん
「私を滅するだなんて、無駄な事を」
「言い切れたものでもないわ。ヴェーネは着実に進歩している」
「たかがあの程度で?」
「いいえ。あれは大きな進歩よ」
「フッ…。故意なのか否か知らないけれど、精々今の内に余裕を見せてなさい。現実の問題は、そんなスローライフを容認する程緩慢ではないのだから」
「……分かっているわよ。絶対的に足りない事くらいは」
「結局認めるの。馬鹿馬鹿しい」
「でも、私はヴェーネを信じている。意志と未来。彼女としての確かな芽生えを。貴女を越えて、大空へ飛び立つ事を
「面白い…。たとえ根拠の薄い盲信でも、其処まで言い張れれば大したもの。良いわ。見せて貰おうじゃない。お前が其処まで信じて疑おうとしない、ヴェーネの"翼"とやらを。尤も個人的には、フェイクとも呼び難い張りぼてに終わる事を提示するけれど。詰まる所…無知で楽観的で、闇の深さを侮るお前の誤算」
「貴女こそ。偏向的で狭窄し、真なる翼を知り得ない、その身の哀れさ」
「だったら思い知るのね。明日を紡げぬ偽りの翼。救世の天使セラフィックブルーよ」
「ならば、思い知りなさい。遠い過去と黒き呪縛の翼。死天使リフューズ・セラフィックブルーよ」
「未来は…」
「あの空の向こうに。ヴェーネならば、きっと羽ばたいて行ける

オーグ本部の会議室。ヴェーネが状況の整理として、今までのおさらいをしてくれました。
ゲオルクに依って勃発し、ゲオルクの死に依って終結した解放戦争。
其処に絡んでいたゲオルクの私利私欲は、飽くまで"下位"の動機。
真に重要な"上位"の動機としては、エンデが企んだ星の慟哭が挙げられる。
これはガイアとガイアキャンサーの戦況を激変させる決定的な一打。
その意味では、解放戦争の真なる首謀者はエンデと言っても過言ではないわ。
奴はフェジテの権力者モーガングラウンドの権力者ゲオルクに二股を掛け、両者を激突へと導いた
本目的は成就され、実際に星の慟哭は起きてしまった
また二次的な私達への攻撃行動としても、成功と呼べるだけの結果を出してしまった。
黒獅子機の戦闘では、ハウゼンが戦線離脱
モーガンとの決戦では、ユアンとケインが犠牲に
更にゲオルクとの決戦では、レイクまでも
そして残されたセラフィックブルー
エンデにとっての唯一絶対の天敵は…最早、私一人しか残っていない
悔しいけれど、此処までの戦いではエンデが悉く"我が意を得た"と言える。
けれどその一方、私達もガイアキャンサーを倒し、確実にエンデを追い詰めているのも事実。
此処で今一度、エンデの残存勢力を確認しようかしら。
エンデが放つ事が出来るガイアキャンサー、詰まり群を抜いて強力な癌腫瘍だけれど…その総数は10個である事が、C.M.G.C.の調査で知られている。
これらに対し私達は、今までに6体のガイアキャンサーを撃破した。この他に、以前エンデが星の大樹ラウレンティアに憑依させた個体が3体居る。
そう、エンデは此処までで全10体の内9体のガイアキャンサーを呼び出している
近くラウレンティアの3体も始末する心算だし、エンデが最後の一枚を出すのは時間の問題
果たしてそのカードが、ジョーカーなのかエースなのか…。
いずれにせよ、エンデとの決戦は目前だわ。皆もその心算でいて。

…ここまで話してから、ようやく今回の本題です。
ヴェーネには決戦前に、やっておくことがあるのだそうです…セラフィックブルー・セルフとなったヴェーネ一人でガイアリバースが発動するようになったわけですが、実は未だ足りない"物"があるそうで。
今の状態では、ヴェーネはセラフィックブルー第1片翼としては不完全である…即ち、ヴェーネの魂は一部が欠損しているそうです。
ヴェーネの隠し事
ついに、隠し事を打ち明ける時が来たようです。
「私は…ヴェーネ・アンスバッハではないの
わ け が わ か ら な い よ 。
私はヴェーネであって、しかしヴェーネとも言い切れない存在。"私という存在"を的確に示すのなら、ヴェーネ・アンスバッハでは言葉が足りない。こんな風に呼ぶ必要が在るわ」
セラパーソンクローニング臨床試験1号被験体、ヴェーネ・アンスバッハ・セカンド
「私は、ヴェーネ・アンスバッハのクローン体なのよ」
そして、クローン元のヴェーネは…死んだ。
ユアンはセラフィックブルー片翼特有の"存在の不安定さ"から遅発性ディスピスを発症、ルシファー変異にまで至りました…オリジナルヴェーネも、それと全く同じだったそうです。
5年前の17歳の時、遅発性ディスピスからルシファー変異症に至ったのです。しかし、セラフィックブルーを失うわけにはいかなかった…だから、まだ実験段階であったクローニングに踏み切ったのです。
オリジナルヴェーネは魂を失った事で死亡し、ヴェーネ・アンスバッハ・セカンドが人生を引き継いだのです。
しかし、そのクローニングは完璧には完了されなかったのです…魂の"欠片"が、オリジナル個体に残留してしまったから。
そのオリジナルヴェーネが…フェジテガーデンの、フェスクセクションに保管されているのだとか。
…以前フェジテガーデンを訪れた時に、ヴェーネが必死で離れるように言った部屋に

第一片翼の魂ったら散々な目に遭い過ぎじゃないですかと思いつつ、今回はここまで。
次回はヴェーネとオリジナルヴェーネの5年振りの再会、かも…?

テーマ : フリーゲーム
ジャンル : ゲーム

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No title

ま る で わ け が わ か ら な い よ。
ども、こんばんは。ナルです。

…いや、ちゃんと話にはついてけますぜ?
なんたってSF好きを自称してますからね。この程度でビビったりしませんとも。
自作フリゲでこんな話を展開したセラブル作者さんには「この…ド変態が!(褒め言葉)」と言わざるを得ないがな!

しかし、ドリスちゃんは話し方がたどたどしいだけで精神的には全然遅滞してないように思えてなりません。
うん。つまり何を言いたいかって?
ドリスちゃんは天使ってことさ!

>ナルさん

コメントありがとうございます!(`・ω・´)

> ま る で わ け が わ か ら な い よ。
> …いや、ちゃんと話にはついてけますぜ?

話は理解出来ても「こんな展開アリかよ!」って意味ですよね、分かります(´・ω・`)

> 自作フリゲでこんな話を展開したセラブル作者さんには「この…ド変態が!(褒め言葉)」と言わざるを得ないがな!
これだけの大作をフリーゲームにしちゃうんだから本当に凄いですよね…その辺の市販ゲームよりよっぽど作り込まれてますよね。。

> ドリスちゃんは天使ってことさ!
ヴェーネがどんなに闇堕ちしたってドリスだけは最後まで天使だと思います\(^o^)/
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