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Seraphic Blue-ジュヴナイルさんを探して- 80

決戦を前にした、ヴェーネとエルの会話。
エルとの最後の対話
「全ては何かを犠牲にしての大義名分。そうせざるを得なかっただけ。全て彼らの所為よ。私に責任は無い。それとも詫びろと言っているの?その身の上を」
あの世で私に詫び続けろヴェーネ・アンスバッハー!的な感じですかね?
誰がそんな責任問題など。私はお前の様に、この心で"有"を厭うている訳ではないわ。ましてお前に復讐の牙を剥く事も。単にこの存在の真意と本質として…至ってポジティブな欲求として、この世界を無に帰さんとする。寧ろ…それよりも私が欲するのは…」
ヴェーネ。お前との融合。お前が、私に"回帰"する事での。
「そんなに私と一つに成りたい?」
「勿論、お前を待ち焦がれる訳ではないわ。しかし本来あるべき姿ではある。それにお前との最後の戦い。如何に私が充実して真実でも。如何にお前が空疎な抜け殻でも。私が敗北する可能性は、決してゼロとは呼べない。ならば…」
「ケインとの話を聞いてなかったの?」
「お前はあの場面<ケース>に於いて、強気で尚且つ精神的上位だった。彼の境遇も存分に凄絶だったけれど、お前の22年物の冷血には及ばなかったという事。そう…。其処はお前の舞台だった」
この私を見て見ぬ振りし、頑としてヴェーネを貫ける虚構の舞台
此処は…果たして如何かしら?お前は此処に於いて、お前であり続けられるか…。否…根本的にその行為自体が意味を為さない…。此処に居るのは、私と、お前だけ。光でも影でもなく、お前と私は等しく在る
お前の心は私の心。私の心はお前の心。
この領域の総て。それ自体が、"ヴェーネ"の心。

「分かっているのよ。お前は義務として星を救おうとしている。"お前自身"は少しも乗り気ではないが…。シリアに始まり、ユアン、レイク、そしてオーファ。それらの犠牲が在る手前…。それらが他人と切って捨てる事の出来ない、近しい存在で在るが故に…」
今更その役目を放棄する事は、許されない。
「そう…。詰まる所…。お前は、仕方無いから、嫌々、渋々。全ての想いを重荷に背負って。この世界を救う。違うかしら?
「ええ…そうよ…。その通りよ…。どうせ私は救世の道具。星が救われれば、もう用無しの塵<クズ>。正直言って、私自身としてはこんな世界、滅んでも知った事じゃないのよ
ジークベルトに依って救世の道具としての生き方を身に染み込まされ、それ以外の生き方など知らない。
それでなくても沢山の人々が星を救う為、時にその生命まで棄てて力を尽くして来た。
この翼に重く圧し掛かる、人々の想い。
真っ当な人間ならば力に換えられるのに、私にとっては重圧でしかない、それら。

でもそれらは、私個人が気乗りしないからと言って棄てられる程安易なものではない。
「だから、私は星を救う。希望ではなく、義務や仕事として
「では聞くけれどヴェーネ。星を救ったら、その後は如何成るのかしら?
ハッピーエンドよ。世界は救われた」
「そう…」
「不服?」
「別に。大変な身の上ね
「ええ、大変よ」
「生まれて来なければ良かったと?」
「そうかもね。こんな運命背負わされる位なら、生まれて来なければ良かった。とんだ迷惑
「ならばヴェーネ。お前に今一度尋ねる。この最後の戦いを互いに放棄して、そして一緒に世界を滅ぼさない?使命やら想いやらに拘らず。もっとクール、もっとドライに考えて。所詮は死ぬ為に生まれる生命なのだから。この好機に総てを終わらせたら?
この世界を。不毛で馬鹿げた生命の営みを。
「考えるべき事は他にも在るわ。お前は使命だ何だと躍起だけれど…。そうしてお前が生命をも削って星を救った所で、それがお前に何を与える?例えばミネルヴァが女王の名の下、お前の功績を世に知らしめたとしようかしら。リアクションはたかが知れてる
あ、そう。御苦労様。それで貴女、結局誰なの?世界は救われたんだから。貴女は用無し。もう貴女は必要とされてないの。使い古しのクズ。
いや、流石にそこまで酷い扱いはされないんじゃないかなぁと思うのですが…でも、感謝するのは最初の内だけで、時が経てば忘れられてしまうかもしれませんね。
「お前の嫌う生命の営みは存続する。そしてお前は総てを失う。馬鹿馬鹿しいと思わない?
別に良いわよ。私だって"彼ら"の為にやってる訳ではないわ。レイク達の想いが昇華され、ドリス達や面識有る人々が助かれば、それで充分。"その他大勢"の連中なんか、只のオマケよ
救世の天使様の安定感、半端無いですね(悪い意味で)。
「フフッ…。薄情な天使様…」
滑稽な物言い。そんな他人連中にまで心を込めて遣る程、私は御人好しじゃないわ。彼らとて、欲しているのは救世という結果であって、私の心ではない訳だし。心なんか込めなくても、世界は救えるのよ。それに私が薄情だとしても、憑代の姫君よりは幾分マシだと思っているけれど」
「フフッ…。それは確かに…」
「さあ、もう語る事など無いわ。見せなさい、真の姿を。お前が呼ぶ、終末の翼を…!
「もう少しお前と語り合うのも悪くはないと思っていたけれど…。まあ良いわ。そんなにも拒み、そんなにも望むのならば…。見せてあげる…。終末をもたらす者の姿…」
お前の…!本当の姿を…!

エル様のカリスマ半端無いなぁと思いつつ、今回はここまで。
次回はエルに対するヴェーネの思い、かも…?

テーマ : フリーゲーム
ジャンル : ゲーム

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